暑さが続くと、つい冷たい飲み物に手が伸びがち。
でも実は、ハーブティーでひと息つく時間こそ、体にも心にも優しいんです。
今回ご紹介するのは、爽やかさとやさしい香りが魅力の「スペアミントとレモンバーベナ」のブレンドティー。
ベランダで育てたハーブを摘んで、贅沢なひとときを楽しんでみませんか?
🌿爽やかな香りに包まれる癒しの時間を、ハーブティーで
スペアミントとレモンバーベナのハーブティーは、
香りを楽しみながら心をやさしく整えてくれる、そんな一杯です。
蒸し暑さの残る季節にもぴったり。ベランダで育てたハーブを摘んで、
ほんの少し贅沢なリラックスタイムを過ごしてみませんか?
この記事では、
スペアミントとレモンバーベナの効能、ティーの淹れ方、
おすすめの飲み方や香りの物語、そして読書のひとときまで、
ゆったりご紹介します。

🌿スペアミントとレモンバーベナってどんなハーブ?
🌿スペアミント|爽やかで優しいミントの香り
スペアミントは、ペパーミントよりも刺激が少なく、甘さを含んだ清涼感が特徴です。
古代ギリシャやローマでは、祭壇を清める香草としても使われてきた歴史があり、リフレッシュや集中力アップに役立つとされています。
🌿 スペアミントの特徴と効能
スペアミントは、爽快な香りが魅力のミントの仲間。
メントール感はやや控えめで、まろやかさがあり、ハーブティー初心者にも飲みやすいハーブです。
- 消化を助け、胃の不快感を和らげる
- 頭をスッキリさせ、気分転換にぴったり
- リフレッシュしたい朝や、食後の一杯にもおすすめ
🍋レモンバーベナ|レモンに似た優雅な香り
レモンバーベナは、南米原産の落葉低木で、レモンのようなフレッシュで甘い香りが魅力。
18世紀のヨーロッパでは、香水の材料としても人気でした。リラックス効果が高く、不安感やストレスの緩和にも期待できます。
🍋 レモンバーベナの特徴と効能
レモンのような爽やかな香りが広がるレモンバーベナは、
リラックス効果が高く、ストレスを和らげたいときに最適なハーブ。
- 気分を落ち着け、不安や緊張をやさしくほぐす
- 不眠や疲労感にもやさしく寄り添う
- ホットでもアイスでも美味しく、香りも長く楽しめる
🌿【レシピ】スペアミントとレモンバーベナのハーブティーの淹れ方
簡単レシピ|香りを楽しむハーブティー🫖
材料(1杯分):
- スペアミントの葉(生または乾燥)…小さじ1
- レモンバーベナの葉(生または乾燥)…小さじ1
- 熱湯…200ml
作り方:
- ハーブをポットまたはティーカップに入れる
- 熱湯を注ぎ、ふたをして5分ほど蒸らす
- 好みに合わせて、はちみつを加えても◎
※生葉を使う場合は、香りがよりフレッシュに。乾燥葉なら、風味が凝縮されてより深く楽しめます。

🌿このブレンドが心と体にやさしい理由
スペアミントとレモンバーベナを合わせると、
・すっきりとした爽快感
・やわらかく包み込むような香り
が重なり合い、バランスの良い癒しの一杯になります。
こんなときにおすすめ♪
- リモートワークの合間に、ちょっと気分転換したいとき
- 眠る前に、ほっと一息つきたい夜
- 食後に、口の中をすっきりさせたいとき
こんな人におすすめ♪
- 忙しい日々のなかで「ほっとする時間」が欲しい人
- ナチュラルな香りに癒されたい人
- ハーブの効能だけでなく、雰囲気も楽しみたい人
- 読書とお茶の時間をセットで楽しむのが好きな人
📖ハーブティー片手に読みたい一冊|『レオナルド・ダ・ヴィンチの童話』
夜の静けさに似合う本としておすすめしたいのが、『レオナルド・ダ・ヴィンチの童話』。
芸術家として知られるダ・ヴィンチが描いた、短くも美しい寓話たちは、
大人の心にも静かに響きます。
短いけれど深い物語が集まった**『レオナルド・ダ・ヴィンチの童話』**。
創造性と知恵に満ちた小さな物語たちは、読むたびに新しい気づきを与えてくれます。
ハーブティーの香りに包まれながらページをめくると、心がふわりと解きほぐされます。
スペアミントの涼やかさと、レモンバーベナの穏やかな香り。
そして、どこか夢のような言葉の世界。
一杯のお茶と一冊の本が、心に小さな余白をつくってくれる夜になりますように。
📖コラム:ハーブにまつわる小さな神話と伝承
《ハーブにまつわる小さな物語》
ハーブの魅力は、香りや効能だけではありません。
時には古い神話や伝説の中に、そっとその名前が登場します。
スペアミントとレモンバーベナにも、ちょっと不思議で美しいお話があるんです。
🌿スペアミントとギリシャ神話
スペアミント(ミント)の語源は、ギリシャ神話に登場する妖精「ミンテ(Menthe)」に由来するといわれています。
冥界の神ハーデスに愛されたミンテは、ハーデスの妻ペルセポネの怒りにふれて草に姿を変えられてしまいます。
ハーデスは悲しみにくれ、ミンテの香りだけでも残そうと、甘く爽やかな香りの草とした──
それがミントのはじまりだという伝説です。
🍋レモンバーベナの語源と愛の象徴
レモンバーベナは、ヨーロッパではかつて「恋人の香草」「聖なるハーブ」と呼ばれ、
愛の告白や誓いの場に使われることもあったそうです。
古代ローマでは神殿の浄化に使われ、
中世の女性たちは恋のおまじないにこのハーブを忍ばせたとも言われています。
清らかで優しい香りは、今もなお人の心を静かに癒やしてくれます。
🌿おわりに|香りの時間を、暮らしの中に
スペアミントもレモンバーベナも、比較的育てやすく、ベランダ栽培にもぴったり。
少しずつ摘んで、その日の気分でティーにする──そんな贅沢が、日常にそっと差し込まれます
スペアミントとレモンバーベナのハーブティーは、シンプルながら奥深い香りのブレンド。
単なる飲みものではなく、香りと過ごす穏やかな時間をもたらしてくれます。
飲むたびに気持ちが整い、やさしく心に風が通り抜けていきます。
疲れた日も、なんとなく気分が落ち着かない日も。
カップから立ちのぼる香りが、きっとあなたを優しく包んでくれるはずです。
まずは一杯から、今日の自分を癒す時間を取り入れてみませんか?
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🌿 ハーブの楽しみ方いろいろ|レシピと香りの時間
📘 レオナルド・ダ・ヴィンチの童話|癒しの短編集とハーブティーの時間
☕ 【やさしい香りとリラックス効果】レモンバーベナのハーブティーの魅力と楽しみ方
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