ベランダの小さな鉢で、かわいい赤い実をつけてくれるワイルドストロベリー🍓
実はとっても育てやすくて、ベランダガーデン初心者さんにもぴったりのハーブなんです♪
この記事では、花も実もかわいいワイルドストロベリーの育て方や楽しみ方をご紹介します🍓✨
🍓 小さな実に詰まった物語
ベランダで楽しめるハーブの中でも、かわいらしい赤い実と甘い香りが人気のワイルドストロベリー。
春から秋にかけて白い花と小さな実をつけ、家庭菜園初心者にも育てやすい植物です。
実はこのワイルドストロベリー、北欧の森の神話にも登場する、ちょっと不思議な存在。
森の精霊たちがこの小さな実を大切に育て、いちごを見つけた人には幸運が訪れると言い伝えられてきました。

「野いちご」とも呼ばれ、香り高く、見た目も愛らしいこの植物は、ベランダでも気軽に育てられるハーブのひとつで、果実は少量ずつ収穫できますが、そのひとつひとつに季節の手触りがぎゅっと詰まっています🍓
🍓 こんな人におすすめ♪
- ベランダで育てやすい果実のなる植物を探している方🪴
- ハーブとしても楽しめる可愛い植物に興味がある方😍
- 少量の実でも楽しめる収穫のある暮らしがしたい方🍓
- ガーデニング初心者だけど、花も実も楽しみたい方🌸
🍓 ワイルドストロベリーってどんな植物?
ワイルドストロベリーは、小さな赤い実と可憐な白い花が魅力のハーブのひとつ。
「野いちご」とも呼ばれるこの植物は、ベランダやプランターでも育てやすく、見た目のかわいらしさからガーデニング初心者にも人気です。
まずは、ワイルドストロベリーの特徴や魅力について、基本からご紹介します。
🍓ワイルドストロベリーってこんな植物🍓
・春から夏にかけて白い小さな花を咲かせ、かわいらしい赤い実をつけるハーブの仲間。
・育てやすくて実も花も甘い香りも楽しめる、ベランダガーデンでも人気の植物🍃
・よく混同されるヘビイチゴは、バラ科キジムシロ属なので他人の空似。
・人違いならぬイチゴ違い。ワイルドストロベリーは耐寒性常緑多年草の“バラ科イチゴ属”🍓

🍓 ワイルドストロベリーを育てるメリットは?
小さな鉢に赤い実がちょこん。かわいらしい見た目と、摘みたての香りに心が和むワイルドストロベリーは、見て楽しみ、育てて味わえるうれしい存在です。
ベランダガーデニング初心者さんにもぴったりな理由がたくさんあるので、その魅力をご紹介します。
🍓 小さなスペースでも育てられる
プランターや鉢でも育てられるため、広い庭がなくても楽しめます。省スペースで実のなる植物を育てたい方にぴったりです。
🌿 花と実の両方が楽しめる
春から初夏にかけて咲く白い花は可憐で、見ているだけで癒されます。その後にできる赤い実との対比も美しく、長く楽しめます。
👩🍳 収穫して食べられる
育てた実はジャムやお菓子、ハーブティーなどに。少量でも手作りの喜びがあり、「育てて味わう」楽しさを実感できます。
🌱 毎年育てられる多年草
多年草のため、一度植えると何年も楽しめるのも嬉しいポイント。株分けで増やすこともできます。
💖 暮らしにやさしい彩りを添えてくれる
ベランダにちょこんと佇む姿、摘みたての香り、そっと熟れていく実…。日々のなかで、小さな「自然とのつながり」を感じさせてくれます。

🍓 ワイルドストロベリーの育て方🌱
【置き場所】
風通しと日当たりの良い場所が理想。夏の強い直射日光は葉焼けしやすいので、真夏は半日陰が安心です。
【水やり】
土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。過湿を嫌うので、水はけの良い鉢を選びましょう。
【肥料】
春から秋の生育期は、液体肥料を2週間に1回程度。冬は休眠するので肥料はストップ。
【ポイント】
・冬越しもOK(寒冷地は室内管理)
・春と秋が実のつきやすいシーズン
・ランナーも伸びるので、増やすのも簡単(鉢植えでも地植えでもOK。ランナー(つる状の枝)が出て増えやすいので、少し広めの鉢がおすすめ)
🍓 ベランダで育てるときの※要注意※ポイント
☆植え付け☆
横に広がって育つので可能であれば30cm株間を開けて植え付ける。
☆日当たりが良い場所☆
半日陰でも育ってくれるものの、明らかに花付きが悪くなります!お花が咲かなければ実もなりません!
日向で育ててあげましょう♪
☆高温多湿に弱い☆
猛暑になると実付きが悪くなるので、鉢を風通しの良い場所に移動してあげましょう♪
☆水やり☆
乾燥に弱いので、土が乾いてしまう前に、土の表面が乾いたくらいでたっぷり水やりしてあげると良いです♪
☆肥料☆
控えめでもOK。(個人的には無肥料で育てていますが、まったく問題なく元気いっぱいに育ってくれています♪)

🍓 実がなったらどうする?
ベランダで実ったワイルドストロベリーは、そのまま食べるとふわっと漂う甘い香りと甘酸っぱさ。
うんと熟した赤い実はとっても甘みが強くなって、もっとおいしいです♪
小さな実を何個か摘んだらヨーグルトやハーブティーのトッピングにするのもおすすめ。
ジャムなんかも簡単に作れておすすめですよ♪
森の精霊たちが大切にしてきたこの実を、自分のベランダで育て、摘んで味わうなんて♪
ちょっと素敵な時間です♪
📖コラム📖 🌲北欧の森に伝わるいちごの小話🍓
北欧の古い言い伝えでは、森には小さな精霊たちが棲んでいて、夏になるといちごの実をこっそりと育てていたそうです。
そのいちごを誰かが偶然見つけて摘むと、その年は良いことが訪れるとされ、森の散策の楽しみのひとつになっていたとか。
特に夏至祭の日、森にいちごが実っていると、それは自然からの贈り物とされ、大切に摘んでお守り代わりにしたり、愛する人への小さな贈り物にしたんだそう。
そんな神話の世界を思い浮かべつつ、自分のベランダに赤い実がなるのを待つのも、ちょっとした楽しみだったりします🍓

🍓 おわりに|小さな実りがくれる、やさしい時間
今年も小さな白い花が咲いて、かわいい赤いイチゴ達がたくさん実ってくれました🍓
摘み取った実は、そのまま食べたり、ミントティーに浮かべて朝のひと息タイムを楽しんだり♪
ほんのり甘酸っぱくて、体が目覚めてくれるような、夏のベランダがもっと好きになる時間です。
ベランダで楽しむワイルドストロベリーは、育てる楽しみと食べる楽しみ、そして物語の世界に触れる楽しみも与えてくれる植物。
日常の中に、北欧の森の小さなおとぎ話をひとつ忍ばせて、赤い実がなるのを待ってみませんか?
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