🌱 夏の朝、ベランダに広がる香りから始まる一日
朝、目覚めてカーテンを開けると、ベランダの鉢植えに朝露がきらめいています。
レモンタイムやスペアミントの葉をそっと摘み取ると、爽やかな香りがふわっと広がって、身体の奥まで目覚めていくような感覚に包まれます。
暑い日が続くこの季節。
キリッと冷やしたハーブティーとお気に入りの本を用意して、静かなひとときを過ごしてみませんか?
今回は、ベランダで育てたハーブを使った夏にぴったりのハーブティーと、涼やかな気持ちになれる読書時間のアイデアをご紹介します。
🌿 夏におすすめ!ベランダハーブ3選
どれも暑さに強く、初心者でも育てやすいハーブで、ベランダのプランターでもぐんぐん育つので、ベランダハーブデビューにもおすすめです♪
🌿1. スペアミント
スペアミントは、清涼感のあるさわやかな香りと、すっきりした飲み口が特徴。消化を助ける働きもあるので、夏バテ気味の体にも優しいハーブです。冷たいハーブティーにも最適。
🌿2. レモンバーベナ
レモンバーベナは、レモンのようなさっぱりとした香りが特徴。リラックス効果が高く、眠る前のティータイムにもぴったりです。
🌿3. パイナップルミント
パイナップルという名前の通り、ほんのり甘い香りで、子どもにも人気。彩りも美しく、ブレンドに加えると華やかさがアップします。
🪴 ベランダ栽培のポイント:
ハーブは朝のうちに摘むと香りが最も濃く、ティーにしたときに香りがしっかり出ます。摘んだあとはすぐにお湯または冷水で抽出して、香りを逃がさないようにしましょう。
☀️暑い日はハーブティーで涼しさと癒しを🍃
暑い日が続くと、冷たい飲みものが恋しくなりますよね。
夏の暑さにぐったりする日こそ、ベランダで育てたハーブを使って自家製の爽やかなハーブティーを楽しんでみませんか?
特にベランダで育てたハーブを使ったアイスハーブティーは、爽やかな香りとすっきりとした味わいで、夏の癒し時間にぴったり♪
さっと摘んで使える手軽さが魅力です♪今回は、スペアミントとレモンバーベナのブレンドティーを作ってみましょう♪
ハーブの香りには、気持ちを整えてくれる力があります。
忙しない日々の中でも、ほんの数分で作れるこのひと手間が、気分をふっと軽くしてくれます。
🍃簡単!スペアミントとレモンバーベナのアイスハーブティーの作り方🫖
材料(1杯分)
- スペアミントの葉 3〜5枚
- レモンバーベナの葉 3〜5枚
- 熱湯 150〜200ml
- 氷
作り方
- 葉を軽く水洗いし、ぜんぶティーポットに入れる
- 熱湯を注ぎ、3〜5分蒸らす
- 氷を入れたグラスに注ぎ、好みでミントの葉を添えると見た目も最高に✨
スペアミントのすっきり感と、レモンバーベナのリラックス効果で、暑い日でもほっとできるひとときに。
🔸ひんやり冷たいハーブティーは、体の内側から涼しく整えてくれます。
飲み終わったあとの香りもまた、リラックスできる夏のご褒美です♪

📚 ハーブティー片手に読みたい、涼やかな本
おいしいハーブティーができたら、ぜひお気に入りの本と一緒にベランダ時間を📖
香りに包まれた静かな時間に読みたいのは、
ちょっと幻想的で、心の奥に余韻を残すような物語。
例えば、、、
- 『レオナルド・ダ・ヴィンチの童話』
- 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
📚『レオナルド・ダ・ヴィンチの童話』
芸術家として知られる彼が残した、短くも不思議な寓話たち。
自然や動物、機知に富んだ観察眼が光る一編一編は、ハーブティーの香りとともに読むのにぴったりです。
📚『銀河鉄道の夜』|宮沢賢治
孤独な少年ジョバンニが親友のカムパネルラと銀河鉄道で星空を旅する幻想的な物語。
静かな朝に冷たいハーブティーを片手に読むと、銀河や星座の美しい描写が胸の奥まで届くような気持ちになります。

静かな物語に浸りながら、爽やかなミントの香りとレモンの香りそのもののレモンバーベナの香りに癒される、そんなひとときが夏の疲れをやわらげてくれます🍃
どちらも、少しだけ現実から離れて、心を自由に旅させてくれる本たち。
夏の時間にぴったりな、やさしい読書体験をくれるはずです。読書の時間を香りとともに味わうことで、心にすっと風が通るような夏の1日を過ごすことができます。
🌿 コラム|夏の一日を、自分のペースで味わうということ
暑さや忙しさに追われて、季節を忘れてしまうことってありますよね。
けれど、ほんの10分でもベランダに出て、緑の香りに触れるだけで「いまの季節」を思い出せる気がします。
忙しない毎日の中で、「季節を感じる時間」をどれくらい持てているでしょうか?
気づけば夏は過ぎ去り、ただ暑かっただけで終わってしまう。
そんな日々の流れに、ちょっとだけ「ブレーキ」をかけてみたくなること、ありませんか?
私の小さな夏の過ごし方は、ベランダで始まります。
朝の光を浴びたハーブを摘み、ポットに湯を注いで香りを楽しむ。
それだけで、時間の流れが変わるのです。
朝のハーブ摘み、静かな読書の時間。
それはどこか、夏の小箱をそっと開けるような、小さな贅沢。
本を開いてみれば、
『レオナルド・ダ・ヴィンチの童話』は読み終えるたびに、まるでひとつの葉っぱを手のひらに乗せて眺めているような、静かで不思議な余韻が残ります。
『銀河鉄道の夜』の世界は、どこまでも静かで、切ないけれどやさしくて、夏の空気によく似合います。
「夏を味わう暮らし方」って、意外と特別なことじゃなくて、
自分のペースで過ごす静かな時間の中にあるような気がします。
ハーブティーと読書の時間は、
「自分のペースで夏を味わう」ための、ひとつの方法なのかもしれません。

🎁 「夏の小箱」を、あなたの暮らしにも
暑さが厳しい日こそ、ベランダハーブとハーブティーでほっとひと息。
ベランダの小さな鉢植え、香り立つハーブティー、そして本のページをめくる音。
どれも日常の中にあるものなのに、丁寧に味わうことで、心がふっと軽くなる瞬間があります。
この夏は、自分だけの「夏の小箱」をつくってみませんか?
この「夏の小箱」が、あなたの暮らしのどこかで、
やさしく香るひとときになりますように。
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